悪声と美声、モテるのはどっち?


はじめに

「声が悪くてモテた女のいたためしがない」

これはずっと以前、声の先生から聞いた言葉です。

キツイでしょう? 私もそう思いました。

聞いた当時は「ずいぶんストレートで強烈な言い方だな」と感じたものですが、その後ずっと発声を指導してきて、まさに核心を突いた真理の言葉であると実感しました。

研究を重ねるにつれて、「声が悪いとモテない」理由がわかってきました。専門である心理学的な立場からしても、言語学の視点からも、いくつもの証拠が「声の悪い女はモテない」事実を裏づけています。


反面、「個性的な声の歌手が売れている」「お笑い芸人だって、どこか変わった声のほうが人気が出ている」なんて言われることがあります。

確かに、売れている芸人は、個性的な声ですね。声を聞いただけで誰だかわかるような、特徴的な声の人が多い。

声が悪くても、いやむしろ多少悪いほうが、人気が出るのでしょうか。

悪声を自覚している方には申し訳ありませんが、そんな淡い期待はしないでください。個性的と呼べるような声の芸人は、決して声が悪いのではありません。実は正反対で、良い声なのです。

本当の悪声とは、どんな声なのか。ちゃんとお話ししていきますからね。


声は、私たちが身体から発するメッセージの中で、最も大きな影響力を及ぼします。

じっくり読み込んで、良い声をマスターしてくださいね。


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